(INTRODUCTION) ファッション誌『フリー』(Free) のブランド・アイデンティティ、タイプフェイス・デザインおよび雑誌の創刊号から8号までのエディトリアル・デザインを制作させていただきました。
(MY ROLE)
ブランディング
ロゴ・デザイン
タイプフェイス
エディトリアル・デザイン
グラフィック・デザイン
(CREDITS)
Client: Free Magazine via NR2154
Agency: NR2154
Creative Director: Jacob Wildschiødtz
Design Director: Elina Asanti
Art Director: Ayaka B. Ito
Designers: Malaya Saldaña & Lauren Basser
Free Magazine:
Creative Director: Nicola Formichetti
Editor-In-Chief: Junsuke Yamasaki
Fashion Director: Shun Watanabe
Editor: Risa Yamaguchi
Contributing Editor: Naoki Owen Kotaka
All fashion photography courtesy of Free Magazine.
Further credits are listed on FreeMagazine.jp
Portfolio photography by Ayaka B. Ito.
2015年3月より現在までフリーマガジンは計8巻号発行されており、それぞれ日本の表現の豊かさを表す独特な内容で日本文化の流行を先取る代表的なファッション誌として確立されています。
イタリアと日本人のハーフのクリエイティブ・ディレクターのニコラ・フォルミケッティ (Nicola Formichetti) さんと作業させていただく中で、雑誌のブランド・アイデンティティを一から創り上げ、全体のタイポグラフィ処理を定義し、編集長の山崎潤祐さんとNR2154スタジオと共同で計8巻号を全てデザインさせていただきました。
フリーマガジンのアイデンティティは「東洋が西洋と巡り合う」と言った方針で制作されました。創設者のフォルミケッティさんの独特な感性とバックグラウンドを指針に各号には和文と欧文のタイプフェイスを混ぜるようにデザインしました。従来の日本のファッション・トレンドを覆す、少々破壊的で挑発的なカスタムのヘッドラインも取り入れてみました。
現代の日本文化に対する独特かつ新しい価値観を発信するフリーマガジンはリチャード・バーブリッジ (Richard Burbridge)、水原希子、森村泰昌、中村ヒロキや松岡モナを含む様々な著名人とコラボレーションさせていただきました。
(LOGO) 東洋が西洋と巡り合う。日本と海外らしい価値観をフリーに融合させるため、遊び心を加えることを心掛けました。例えば『フリー』の名前の音引き「ー」から横線のデザインを雑誌内のいたるところで使用したり、ヴィンテージのアメリカ雑誌『Life』を意識した大胆で凝縮されたロゴマークを採用したり、読者がフリーをかつて見たことの無い現代日本を代表する出版物となることがチーム全体の望みでした。
(EDITORIAL) 2015年3月より現在まで、日本の表現の豊かさを表す独特な内容でフリーマガジンは計8巻号発行されています。2400ページ分のエディトリアル・デザインおよび1から8巻号(2014から2018年)のカスタムのタイプフェイスとレタリングを手掛けることが出来たことを嬉しく思います。
(LAYOUT) 各号は和文と欧文のタイプフェイスを混ぜてデザインされています。